〔115〕 焼石岳 (1,548m)
2009年05月16日
昨日の移動
昨日の夕方に自宅を出発、宮城、岩手内陸地震以後、後回しにしてきた焼石岳、栗駒山に向かう。前沢SAにて車中泊後、3時に起き出して焼石岳のツブ沼登山口に車を進めた。地震の影響は道路の所々残っており、工事中の箇所が多い。4時頃駐車場に着くが山開き(6/7)前なので車はほとんどいない。

岩手県奥州市


標高差:858m
日本二百名山』   栃木の伊東さんのレポート。
Road Map :東北自動車道、水沢ICを下りてR397を西進する。
Route Map:ツブ沼登山口から銀明水避難小屋を経由して山頂を往復する。
登り:3時間53分、下り:不明
ガイドブックより
焼石岳は火山だった。山頂にはすでに高山植物が進出している。南東山腹には地すべりによりできた石沼、中沼、上沼などの池沼がある。焼石岳は早池峰山・秋田駒ヶ岳と並ぶ花の多い山として有名。豊富な積雪によって水にめぐまれており、コースの途中には沼や湿原が多く、シーズン中はあらやるところで花を楽しむことができる。また、銀名水・金名水といった名前のついた湧き水もある。
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周辺の景色は快晴の天気の中でまさに輝いている。頂上近くになって先行者を追いつき、8時27分、3時間53分にて
焼石岳”(1,548m)に到着した。 この年配の夫婦は避難小屋に宿泊したそうだ。 彼らはこの山域に詳しく、周辺の山の名を教えてくれた。 真っ白な鳥海山、岩手山、栗駒山など360°の展望だ。 下りは同じ道を下るが、数組の登山者とすれ違った。また、地元のボランティアの人が雪渓の上に竹棒を刺していた。「この雪渓はガスが出ると方向が分からなくなるからね。」と言っていた。 彼らの努力で我々の安全が確保されていることを再確認した。 雪道の割には予想以上の速さだった。疲労も少ないため翌日登る予定であった栗駒山を午後に登ることにした。 やはり翌日の雨の山行は避けたかった。

この時刻はすでに明るく、食事をして4時34分に歩き始めた。気温は2℃で少し寒い。登山道はひび割れている箇所が各所に見受けられ、石沼付近ではごっそりと崩れ落ちているところもあった。シラネアオイ、ショウジョウバカマ、水芭蕉、ツツジ、タムシバなどが見られ、花の百名山の一部を垣間見ることができた。1時間も歩くと雪の道になった。登山道を見つけることが難しい場所もある。雪の上に残る足跡とテープが頼りだが、ガスが出た場合はかなり危険な道になりそうだ。
銀明水避難小屋から上はアイゼンを装着し大雪渓の中を登る。

銀明水からの登りにはアイゼンが必要。
焼石岳山頂が近付いてくる。
1時間37分にて ”焼石岳”(1,548m)に着く。
背後に見えているのは鳥海山。
やけいしだけ